塾

  • ブックマークサービスに追加»
  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに追加
  • livedoorクリップへ追加
  • Googleブックマークへ追加
  • niftyクリップへ追加
  • fc2ブックマークへ追加

個別指導塾はなぜ儲かるのか

塾業界全体で生徒数が伸び悩むなか、個別指導専門塾だけは生徒数を伸ばしてきました。私の住む地方都市でも、首都圏の大手個別指導塾が直轄教室をおいたり、FC展開をしたり、また地元塾が個別指導クラス中心に切り替えたりと、個別指導業界は動きが活発です。

別の項でも書きましたが、この個別指導型の塾が展開を始めた当初、私のように集団指導をメインとする塾の人間には、個別指導塾がどうやって経営を成り立たせているのか不思議でしかたがありませんでした。

たとえば、集団指導塾で、20万円の人件費がかかる講師を5人(英・数・国・理・社担当)雇うとします。月額100万円の人件費を捻出するために、生徒が何人必要でしょうか?月謝を2万円とすると、50人ですね。これに家賃などの固定費が加わるわけですから、単純に計算して最低でも80人の生徒数がいることになります。つまり1人の講師を16人の生徒が支えるわけです。そして、1クラスに入る人数が多ければ多いほど、(経費は固定されますから)塾の利益は増えていきます。

個別指導塾は、そういった集団指導塾の原則とはまったく違う形で、利益を出しています。

ここで注意しなければならないのは、個別指導の中心は「1対1」(先生1人に対して生徒が1人)というわけではないということ。そして、個別指導塾の講師は、学生アルバイト(あるいは非常勤講師)が中心であるということです

先に述べたように、ほとんどの個別指導塾では、「1対1」ではなく「1対2」(先生1人に対して生徒が2人)という形で授業を行います。1人に説明・解説をする間に、もう1人の生徒には問題演習をさせる、というわけですね。ここに個別指導塾の経営を成り立たせる秘密があります。

つまり1人分の生徒のコマ単価(1500円~4000円くらいでしょうか)が講師の給与(コマ給)にあてられ、もう1人分の生徒のコマ単価が利益(固定費などへも充当されますが)となるのです。ですから、講師が1人しか指導しない「1対1」の場合の指導料は、通常のコマ単価よりも高く設定されるのが常となっています。なお、この「1対2」という形の個別指導に対して、「1対1」の場合を「個人指導」と呼んで区別する場合もあります。

ところで、講師を学生アルバイトでまかなう個別指導塾では、講師の当たり外れが生徒の学力伸長に大きく影響します。塾の視点でいえば、いい講師をいかに多く(そして安く)集めるかが、塾の成否を握っているといっても過言ではないでしょう。

スポンサード リンク
?塾コンテンツ一覧
[↑]ページの先頭へ

運営者・お問い合わせ  プライバシーポリシー
Copyright(c) All Rights Reserved.