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オリジナル教材がいいとは限らない

塾専用教材については、既にお話しいたしました。今回は「オリジナルテキスト」なるものに、スポットを当ててみましょう。

「オリジナル」という言葉は、どこか「産地直送~」「手作り~」「森の~」といった商品コピーにも似て、魅力を覚える方が多いようです。塾によっては、ひとつの売り物として「オリジナル教材」を標榜しているところもあります。

一昔前であれば、塾専用教材をそのまま一冊コピーして、自塾の表紙をくっつけるというあくどいことが平然と行われていました。しかもコピーの原本が教材会社の代理店から贈られる教材見本だったりするわけですから、お話にもなりません。

時代が変わり、ワープロやパソコンで気軽に活字や図の編集ができるようになると、さらに事態は悪化します。塾専用教材を何冊も集め、都合のいい部分だけを抽出して打ち直し、印刷所に持ち込んで「オリジナルテキスト」として発行するという詐欺まがいのことが行われ始めたのです。

たくさんの教材からいいところだけを選んだのだから最高のテキストなんだ、と勘違いしている向きもありました。(しかもオリジナルテキストの場合は数がはけませんから、塾専用教材よりかなり割高となります)

最近では特に国語において著作権問題が浮上し、教材会社そのものもかなりの反省と出費を求められるようになりましたので、各塾でも教材のコピーといったことについて慎重に扱われるようになっています。それにともなって名ばかりの「オリジナルテキスト」の流行は去ったようにも見えますが、中規模の塾においてはいまだその名残が残っているのではないでしょうか。

そろそろ、本来のオリジナルテキストに話を戻しましょう。私の塾でも、オリジナルテキストや教材はたくさんありまし、常に開発を続けています。それはたとえば「○○地区入試精選問題集」「□□中学校必勝の理科」といった、大手教材会社・出版社では発行できないきめの細やかさを求めてのことで、すべてのテキストを自作しているわけではありません。

チャレンジしたこともあるのですが、たとえば私が作成したテキストは私だけが最大限の効果を引き出すことができるものであり、どんなに信頼する講師であっても他人が作ったテキストは私には使いづらいことがわかりました。また、教材作成にあてる膨大な時間を考えると、私たち講師にとってオリジナルテキスト作成は、「禁断の果実」に手を出すようなものではないかと考えています。

やはり餅は餅屋ではないのですが、充実した専門のスタッフが時間をかけて作成したテキストの方が、汎用性には優れるのです。

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