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スポ根塾VS システム塾

初めに断っておきますが、「スポ根塾」というのは私の命名です。「アタック№1」とか「あしたのジョー」など、いわゆるスポ根漫画を読んで育った私は、そこで勝負以上に美しく描写される努力や根性といったものに、思わず涙を誘われてしまうのですが、ある種の塾に似たような雰囲気を感じ取ることがあるのです。

たとえば、大手塾のトップ講師が惜しまれつつ退職して(たいていの場合、大手塾の利益優先のシステムに納得できず、理想の教育を目指すという物語が語られます)、数ではかなわないけれども「合格率」なら負けない、ガンガンやるぞ!というカリスマ講師の主導するタイプの塾がそれです。

私の知っているR塾の例を引いてみましょう。中学受験・難関高校受験専門のR塾は、R先生率いるスパルタ指導で有名です。

「たった1教室から○○名の合格者が出ました!」
とか
「合格率○%!」
といった広告手法が特徴的で、実績もたいしたものだと尊敬しています。

この塾の指導方針は、毎日授業・長時間拘束で、そのかわり家では何もしなくていい、というものです。R先生直々の指導(科目によっては他の講師が入ります)のもと、授業終了後も熱心な補習が続けられ、夜12時を回ることすらあるというので驚きです。

毎日授業ということは土・日の休みもないわけで、(交代で休みをとっているにしろ)R先生の体調も心配なのですが、何より小学生の体力が持つのか心配でなりません。実際に脱落者も多く、そのやり方についていけずに転塾してくる生徒がかなりいます。ただ、カリスマであるR先生を信じて最後までついていけば、かなりの確率で難関校への扉が開くということで、常に一定の支持層を集めています。

こういったカリスマ講師による「スポ根塾」については、すでにR塾の紹介でもお分かりのように、メリット・デメリットがはっきりしています。長時間指導・長時間拘束をよしとし、家庭でまったく学習習慣のないお子様の場合には、選択肢のひとつとして考えても良いでしょう。

一方で、それはそのまま弱点でもあって、受験終了後にいわゆる「燃え尽き症候群」に陥ったり、また、自学自習の習慣がつかないために上級学校進学後の学習に戸惑ったりすることもあるのです。何よりも、体力と根性が必要ですね。

さて、長々と紙面をとってしまいましたが、対比している「システム塾」に話を進めましょう。システム塾は、「どの教室でも均質な授業」という触れ込みで、精選された教材、練られたカリキュラム、優れた指導方針などを謳うのが特徴です。もちろん現実には講師による授業のレベル差は存在しますが、それを補いうるだけのシステムを売りとして整備しているのです。

ほとんどの場合、受験クラスであっても、週に3回程度の通塾を上限とし、授業時間も長時間に渡ることはあまりありません。悪くいえば、融通がきかないので、欠席者のフォローさえしてくれない塾もあります。その代わりに、別の曜日に同等クラスを開催し、振り替え受講ができるようにしている場合もあるようです。

どちらのタイプの塾が良いかは一概に言えませんが、それぞれが極端な例であり、検討している塾がどちらの方向によっているかを見定め、お子様の性格や家庭の状況に合った塾を選ぶことが大切です。

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