塾

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教室長とツーカーになろう

いよいよ終章が近づいてきました。本章では、実際に塾に通い始めてからの塾のうまい利用の仕方や、成功例などをお話したいと思います。

私が若い頃の失敗談からお聞きください。

専任の塾講師になって、3、4年目くらいの時期だったでしょうか。当時、専門教科の指導についてはかなりの成果を上げ、生徒や保護者に自信を持って接することができるようになっていました。いつしかそれが過信に変わっていくのに、時間はさほどかかりませんでした。「こうでないとダメなんだ」といった論調での指導や対応に傾いていったのです。

とりわけ自分が担任を務めていたクラスの生徒に対しては、そのような過信が顕著にあらわれていましたが、なにぶん人気や実績がそこそこにあっただけに、窮屈な思いをしながらも生徒・保護者はガマンしていたのだと思います。

そんなある日、私はある生徒(Iさんとします)に厳しい叱責とともに、これまでの学習方法全体について否定するような言葉を発してしまったのでした。Iさんは相当思い悩んだのでしょう、もう受験をあきらめたいと、母親に打ち明けたようでした。

実はIさんには、以前同じ塾に通っていた兄がおり、当時その兄の担任をしていたのは教室長でした。したがってIさんの母親は教室長とも懇意で、クラス担任である私ではなく、教室長へ相談を持ちかけたのです。私のやり方を信頼できなかったのではなく、もっと別のアプローチはないか、という相談でした。

業界経験の長い百戦錬磨の教室長は、すぐに私の対応のまずさを謝罪しつつも、うまく若い講師のフォローに回ってくれたようです。教室長からIさんの状況を聞かされた私は深く反省するとともに、すぐにIさんと母親に対して謝罪しました。そして、これからの学習に対しては、もう一度一緒に考えていきましょう、といった話をしたのです。

今となっては冷や汗ものの失敗談を、なぜあえてしたのかといえば、こういった熱心な若手講師の行きすぎは、どの塾でも起こりえる(起こっている)ことをお伝えしたかったからです。そして、こういったケースで頼りになるのは、責任者である教室長です。クラス担任でなくても、何かと相談をしたり、話をしやすい雰囲気を作っておいたりすると、いざというときに安心です。

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