「シラバス」は、もともとアメリカの学校で「授業に関するあらゆる情報」として開示していたものを、日本の大学をはじめとした各学校、塾などが、授業における詳細な学習計画書として採用したものです。
主には、生徒の主体的な学習をうながすものとして、あるいは生徒や家庭に対する情報開示の一環として利用されています。
塾で使用されるシラバスには、「科目」「年間授業時間数」「使用テキスト」「学習単元」「進度」「学習の到達目標」「授業の進め方」「学習のポイント」「家庭との協力体制」などが明示されています。
従来のカリキュラム表にある事項をさらに細分化し、具体性を持たせたものともいえるでしょう。
塾生・保護者に対しては、「学習意欲を高める」「学習内容についての分かりやすい情報提供となる」「塾への理解や信頼を高める」といった効果があり、また外部に対しては宣伝ツールのひとつとしての効果もあります。
塾での指導内容を明示しないことが(「なにかすごいことをやっているのではないか」などと)口コミにつながっていた時代は過ぎ去り、近年ではそれを「明示する」「わかりやすく示す」ことが宣伝活動において大切であるといった考え方も、「シラバス」「カリキュラム」などを塾が整備しはじめた背景にはあるでしょう。
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