中小規模の学習塾では、塾専用教材をコピーして使用することが、当然のように行われてきた歴史がありました。
しかも、その使用に際しては、それが塾専用教材のコピーであることを隠すために、ページ番号を消したり、さらには問題ごとに切り取って形式を変えたりするなど、まるで自塾で作成したプリントであるかのようなかたちに加工して、塾生に提供していたケースもあります。
そのような教材を総称して、塾業界の一部では、「切り貼り教材」と呼んでいるのです。
「切り貼り教材」初期においては、コピー用箋にのりや鋏、ピンセットなどを使用して貼り付けるといった、きわめて単純な作業が行われていました。
近年、ワープロやパソコンの普及により、この切り貼り教材の作成技術がさらに進化(?)し、塾専用教材にある問題を(数字を変えるなどして)打ちかえたり、図や表のみをスキャナーで読み取ったりして使用するなど、問題が複雑化しました。
著作権問題やオンデマンド教材の普及により、こういった行為は若干下火になっているようです。
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