従来は、主に私立学校(あるいは国立大付属)において、中学校から高校受験なしに高校へと進学できる学校を中高一貫校と呼んでいました。
中学受験の対象となる学校がそれで、学校ごとの校風、教育環境、大学進学実績などそれぞれ特色を誇っています。
公立学校に比べて、中等教育にあてる期間を短くするなど大学受験に有利な面や、高校受験がないために部活動や趣味にゆっくり打ち込めるといったことも、その魅力のひとつとなっています。
最近では、こうした私立の中高一貫校に加えて、公立の中高一貫校が設立されるようになりました。
選択肢を増やして、教育の多様化を図ることが当初の目的として掲げられ、現在全国で500校程度の公立中高一貫校の設立が急がれています。
こうした背景には、成績の優秀な生徒が私立に流れる現状を憂い、安い授業料と私立に負けない授業内容をもって、公立校への回帰を目指そうとする意図があります。
なお、公立中高一貫校では入学試験のかわりに「適性検査」と呼ばれる試験を課し、その独特の問題が注目を集めています。
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